2015年2月15日 現地時間6時
夜のうちにルクソールへ到着!

毎朝オムレツを焼いてくれるコックさんが、
この日も好みの具材とボリュームと焼き加減で熱々オムレツを焼いてくれた。

トルコもそうだったけれど、トマト料理が豊富。
トーストにバターとフレッシュトマトソースを付けた食べ方がおいしかった♪

朝の恒例、デッキでのお天気チェックでは、
王家の谷方面に上がる気球を発見。
ルクソールは一時期には首都として栄えたこともあり、
遺跡の数も規模もエジプト一!
この日最初の観光地は『王家の谷』
60を超える墓が発見されていて、その一部が公開されている。
残念ながら、壁画やレリーフの保存状態を保つために、撮影は禁止。
カメラのフラッシュや人が呼吸をすることによる損傷を防ぐためだとか。
ツタンカーメンの墓にも入ることがで、玄室に眠るツタンカーメンのミイラも見ることができた。
想像よりも小柄で驚いた。
紀元前2500年頃は、ファラオの墓はピラミッド型で、
そのピラミッドのサイズが権力の大きさを表しているのに対し、
紀元前1400年頃からは、埋葬した宝飾品などの盗難を避けるために、
狭く存在が知られにくい谷沿いに墓を掘って埋葬したと言われている。
確かに、ピラミッドでは「ここに財宝がありますよ~!」と
自らお宝の在処を知らせていることになる。
ツタンカーメンの他に、ラメセス1世、3世、5世、6世、9世の王墓も見学。
どの墓も壁や天井に色彩豊かな壁画やレリーフが描かれていて、
当時の産業、行事、宇宙観を見て取ることができるので面白い。

続いて、王家の谷のそばにある『ハトシェプスト情報葬祭殿』
エジプト発の女王ハトシェプストは、通商に力を注ぎ、
現在のソマリアから香料を輸入し貿易をしていた。

アヌビス神の礼拝所では、比較的彩色が綺麗な壁画が残っている。

中庭に通じる門の並びに、ハトシェプスト女王の顔をしたオシリス神像がいくつもあって、
侵入者を威圧するような迫力がある。

遺跡のいたるところに現地の方がいて、
写真を撮ってもらったりするとチップをせびられるw
この方は良い方で、普通に一緒に写真を撮ってくれた。

ハトシェプスト女王葬祭殿を後にし、『メムノンの巨像』を見学。
アメンホテプ3世の座像で、本当はこの後ろに葬祭殿があったけれど、
後の王たちが石材として使用するために破壊してしまった。
なんだかかわいそう・・・

さて、朝食からだいぶ時間が経ってはらぺこ!
現地時間13時30分 ようやくクルーズ船でランチタイム。
この日も目の前でパスタを作ってくれた♪

現地時間15時
エジプト最大の遺跡『カルナックアムン大神殿』
スフィンクスが整列するスフィンクス参道を通り
神殿内へと進む。

第二塔門前で、ラメセス2世の巨像が出迎えてくれる。

この神殿で一番感動したのが、
第二塔門と第三塔門の間にある大列柱室。
下から上までレリーフが施された柱が整然と立ち並び、
その様子は圧巻!
どこで写真を撮っても画になる!!
これだけ大きな柱が、狭い空間に均等に並べられていて、
更に綺麗な状態で残されていることに驚かされる。

そういえば、ここのスフィンクスは、顔が羊。
干支が羊の私、かなりテンションアップ(@・⊥・@)
ギザのスフィンクスに比べて、愛嬌がある。

現地時間17時
ルクソール観光最後の遺跡『ルクソール神殿』
日暮れが近付きライトアップされる神殿は、
陽を浴びた姿よりもより一層神秘的に見える。
第一塔門前には本来2本のオベリスクが建っていたが、
今では1本だけが残されている。
更に、ラメセス2世の立像と座像がある。

ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃の座像は、
何やら修復工事中で足場が組まれていた。

奥へ進むと、壁と壁に挟まれた小部屋があり、
その壁面にも見事なレリーフが。
下段と上段それぞれに異なる場面が描かれている。

列柱と立像が交互に並ぶラムセスの中庭は、
ライトアップ効果でより一層幻想的に。
それにしても、このデカさ!
どれだけの財力と権力があればこれだけの神殿を築けるのかと、
不思議で仕方がない。

夜の闇に浮かぶルクソール神殿。

この日のラストは、ルクソール神殿のすぐそばにあるマーケットへ。
エジプト初日のハンハリーバザールでゆっくり買い物を楽しめなかったからと、
ガイドさんたちが気遣って時間を設けてくれたショッピングタイム!
アメ横のような雰囲気で、布製品や水タバコ、ランプや香水入れなど、
お土産品が沢山あっていくつか購入♪

さて、この日がクルーズ船最後の夕食。
実は、初日の夕食でシャンパンをオーダー。
今まで一度もレート換算を間違えたことがなかったのに、
なぜかゼロを一つ読み間違えるというミスしてしまった!
本物のシャンパン(フランスシャンパーニュ地方産)マム
お値段フルボトルで21,000円也。
いやぁ~、そりゃー美味しかったよーwww
こんな失敗も、ナイル川に流してスッキリ楽しい思い出に変換したさ!

最後の夕食はセットメニューで、
どれもシンプルな味付けが好印象。
シャンパンとの相性も抜群のメニューだった。

この日のクルーズイベントは『ガラベーヤパーティ』
民族衣装のガラベーヤを着用して、
みんなでゲームをしたり踊ったり、楽しいひと時を過ごしたのでした。
写真は、現地ガイドさんとのショット。
次回、カイロ市内へ観光へ!
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